まちの小売店も【SNS】の活用でファン獲得へ|特長、活用のポイント、メリット、デメリット

小売業者においても消費者や顧客とのコミュニケーションを取るためのツールとして様々なSNSが利用されています。

初めてSNSを使って集客を行いたいと考えておられるまちの小売店に対して、ここでは、

そもそも「SNS」とは?
SNSの種類と特長
SNSによる販促とは
小売業者がSNSを活用するメリット
まちの小売店が使うSNSのポイントは?

など、まちの小売店がこれから様々なSNSを活用して販促や集客を行うために知っておきたい基礎的なことをまとめました。

SNSは、広告のように多くの手間と多額の投資をしなくてもファンを獲得でき、自店や扱う商品などをお客さん自体が広めてくれる大変便利なツールとなっています。

末尾に、Googleビジネスプロフィールや各種SNS上のプロフィール管理を最適化することができるサイト【postmanager】を照会していますので、こちらもご覧ください。

1 そもそも「SNS」とは?

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、インターネット上のコミュニティサイトのことをいいます。

お互いが情報発信でき、つながりを持つこともできるなど、登録者間同士でのコミュニティを作ることで、密接な人間関係を築くことができます。

SNSではプロフィールや写真の公開、メッセージの送受信、友達検索などの機能があります。

今では個人だけではなく、企業も販売促進やマーケティングの手法として活用するようになってきました。

2 SNSの種類と特長

SNSには次のように分類することができます。

(1)文章投稿型  

①LINE

国内のアクティブユーザーが9000万人と、他に比べて圧倒的に利用者が多いSNSです。

メールや電話の代わりに多くの人が利用しており、友だち登録機能を併せ持ったニュケーションツールです。

ビジネス向けのサービスとして、登録してくれた、友だちにメッセージの一斉配信、クーポン配布、ポイントカード作成などの機能が提供されていて、集客や売上げに役立ちます。

② Twitter

様々な人がインターネットを介してつながりを持て、お互いにコミュニケーションができる機能を提供しているサービスです。

Twitterは比較的に若い人を中心に利用されており、国内におけるユーザー数が4500万人を超えるコミュニケーションツールです。

リアルタイムで様々な情報を流すことができ、即時性の面からは他のSNSと比べて圧倒的なスピードで広めることができ、瞬時に拡散されることがあります。

③Facebook

世界で23億人を超えるアクティブユーザーを抱える巨大SNSで、日本でのユーザー数は、2600万人に上ります。

実名での登録が必要であることにより、知り合いを見つけやすくなります。

Facebookの企業ページでは、商品ごとの専用ページへ誘導するような利用や、ホームページ更新情報を投稿して、ECサイトへの集客手法としても利用されています。

店舗の宣伝だけではなく、日々の出来事などを投稿することにより、お店のファン獲得に繋げることができます。

(2) 写真投稿型

〇Instagram

国内に3300万人のユーザーがいる主としてスマホ向けに開発されたSNSで,「写真を見る・投稿する」に特化したSNSです。

スマホで撮影した写真や動画をフィルタなどで加工して投稿できるのに加え、他のユーザーと共有することができ、店舗の宣伝としてインパクトのある写真を投稿して活用することができます。

(3) 動画投稿型

〇YouTube

Google社の運営する世界最大の動画共有サービスで、利用者が手元の動画データを投稿すると、Webブラウザなどで再生できる形式に変換し、他の利用者が閲覧できるようにWebサイト上で公開されます。

手軽に動画投稿ができることから、個人レベルから店舗などでも数多くの投稿があり、視聴者は様々な分野の中から観たいものを即座に視聴することができます。

3 SNSによる販促とは

NS販促とは、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどを使って、店側から不特定多数のユーザーに店舗情報、商品情報などを投稿し、これに反応があった人たちに様々な特典をつけるなどのプロモーションを行ったりする販促方法になります。

SNS販促の大きな特徴は、ユーザー個人と発信者である店舗が直接コミュニケーションを取ることができる点です。これまでは、ユーザーが店舗や商品などについて知りたいことは、店舗などからの情報が発信されない限り直接問い合わせをするしか方法はありませんでしたが、SNSでは、普段気軽に使い慣れているコミュニケーションツールであるところから、気軽に相互にコミュニケーションが取ることができます。

4 小売業者がSNSを活用するメリット

小売事業者がSNSを活用するメリットはおおよそ次のようなものが挙げられます。

(1)無料で始められる

SNS集客の最大のメリットともいえるのが、無料で始められることです。

自分の店や商品を多くの人に知ってもらうツールを無料で使えるのは大きな魅力です。

(2) 拡散性が非常に高く店や商品の認知度が向上

店側がSNSのアカウントを作り、各種のSNSにより店や商品の情報を発信することにより、「いいね」、「シェア」などのユーザー側の反応により、SNSの友達やフォロワーを通じてまたたく間に情報が広まってゆくとともに、新規の人たちとの交流など新しい接点が生まれます。

さらに、店側が行うキャンペーン、特典、参加型のイベントなどについても高価な宣伝費をかけなくてもユーザー側の反応により、これまでにない速さで広範囲に情報を拡散することができます。

(3) お店のファンづくりの効果が大きい

店側がユーザーが興味を持つ内容や役立つ情報を発信し続けることで、ユーザーのコメントなどに対して返信や新しい情報を届けるなどの日常のコミュニケーションを図ることができ、やがて店のファンになってくれるようになり、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。

5まちの小売店が使うSNSのポイントは?

数あるSNSの中で小売事業者が使うときのポイントは次のようなものが挙げられます。

(1) Twitter

拡散力が高く、即時性の高い情報を発信できます。

ただし、140文字のテキストで投稿するSNSであるため、文字数に制限があり、多くの情報を伝えるのには向いていません。

ハッシュタグによる検索機能があり、主にリアルタイムでの情報収集ツールとして活用されています。

 ⇒ Twitterへの登録方法

(2) Facebook

実名で登録する必要があり、掲載する情報は、テキスト、画像、動画などの他に、予約やEC機能などが充実しているのが特徴です。

ある程度の分量のテキストでの情報が記載できるところから、動画や画像を織り交ぜて、店舗のホームページとして運用することできます。

 ⇒ Facebookアカウント作成方法

(3) Instagram

テキストによる投稿ではなく、写真や動画を編集してアップする点が大きな特徴になっています。

アップする写真は見た人に「これが欲しい、買いたい」と思わせるように工夫が必要です。

アパレル関係には最適なSNSです。

シェア機能がないため、他のSNSに比べて拡散性は高くないので、アカウントに店舗情報を入れてハッシュタグにより検索されるように、画像と関連するハッシュタグをなるべく多くつけて投稿するといいでしょう。

 ⇒ Instagramアカウント登録方法

(4) LINE

「お友達登録」をしたユーザーに直接メッセージを送ることができるので、店舗のキャンペーンやイベント、新商品などの情報を届ける場合に活用することができます。

ただし、お友達登録したユーザーにしか情報を届けられないので、来店客に積極的に登録を呼びかけたり、登録すると特典が受けとれるようなキャンペーンなどを行い、登録者を増やすことが大切です。 

  ⇒ LINE使い方ガイド

◆誰でも簡単に複数のSNS運用が可能なサイトの紹介

 Googleビジネスプロフィールや各種SNS上のプロフィール管理を最適化することができるサイトです。

 ⇒誰でも簡単に複数のSNS運用が可能【postmanager】

6 まとめ

スマホの急激な普及とともに出現し急拡大しているSNSは、すでに私たちの生活の一部となっており、なくてはならないものの一つに位置づけられるようになりました。

これまで多くの手間と費用をかけて懸命に自店のPRをしてきた小売店にとってSNSの持つ拡散性と緊密なコミュニケーション用ツールとしての特性を存分に生かして、今後の商いの新しい方向性をSNSにより確率する時期が来たようです。

 誰でも簡単に複数のSNS運用が可能【postmanager】

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