京都錦市場では京都錦小路まちづくり合同会社と京都錦市場商店街振興組合が「VR(仮想現実)」を活用した通販サイト「京の台所ドットコム」を開設しました。
このシステムでは、商店街の様子を全方位にわたって見ることができ、24時間365日お店で買い物をするように商店街を歩くような気分で、お店や商品を見ることができ、気になる店が見つかればその店を選んで表示されるURLをクリックし、食料品店の商品や土産物などを購入できるぺージに進むというものです。
下記のリンクから VR(仮想現実) を体験してみてください
最近では「バーチャルショップ」としてVRを活用して、オンラインショップに進出しているところも出てきています。実店舗に行かなくても店の雰囲気や商品を臨場感をもってリアルに感じることができます。今後 「バーチャルショップ」 は爆発的に普及しそうな気がします。
錦商店街は京都市内の目抜き通り「四条通り」の1本北に位置し、錦小路通の寺町から高倉まで東西390メートルわたる「京の台所」と言われる400年の歴史を持つ伝統ある商店街です。
商店街振興組合に属する店は約126店舗、狭い通りの両側に様々な商品を扱う商店が軒を連ねています。鮮魚をはじめ生鮮食品や加工食品、京料理の食材など他では目にできない珍しい食材、京都が育ててきた独特の食文化、専門家だから教えてくれる知識。なんでも揃う「京の台所 錦」として料亭、旅館等業務用をはじめ、地元の方で賑わい、現在では、多くの観光客や修学旅行生が訪れる活気のある観光名所としても賑わっています。
コロナ禍前にはこの商店街の狭い道路はすれ違うのも大変なほど外国人観光客らで込み合っており、観光客を当て込んだ食べ歩き、イートインなどを行う店も急激に増え、昔からの「京の台所」から様変わりした商店街に昔からのお客さんの足が遠のいた感がありました。
コロナ禍では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、一時は西の端から東の端まで見通せるほどガランとしていましたが、今ではたびたびテレビなどでも取り上げられているように、国内観光客ばかりかインバウンドも戻り、大変な混雑ぶりとなっています。
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