数あるネットショップに出店・出品するには何を用意し、どのような手続きを行うのか。これからネットショップに進出しようとしている小売店の方々にとって、これらはどんな作業が必要なのか。
まずは【Amazon】について出品への第一関門であるアカウントの登録の方法について、事前の準備からAmazonとの面談を経て登録に至るまでの経過と方法について順番に解説します。
目次
1 事前に用意しておくもの
①電話番号
固定電話でも携帯電話でもどちらでもOKです。
②メールアドレス
Amazonへのサイインや連絡のために必要
クレジットカード
大口出品の月間登録料である4,900円の支払いをクレジットカードで行う
④銀行口座
売上金の受け取り用で後の初期設定で必要
⑤有効期限内の顔写真入りの身分証明書(運転免許証、パスポート)
運転免許証又はパスポート ※マイナンバーカードは使えない
⑥過去180日以内に発行された各種取引明細書1部
次のいずれかを写真又はスキャニングデータで用意する
・クレジットカードの利用明細書
・インターネットバンキング取引明細
・預金通帳の取引明細書
・ 残高証明書
2 Amazon出品アカウントに登録にアクセス
①インターネットで「Amazonへ出品」などで検索し、これにアクセスします。
②「さっそく始める」をクリックすると、次の画面になります。
③「Amazonアカウント作成」をクリック
④「名前」、「メールアドレス」、「パスワード」を入力して「次へ」をクリック
⑤設定したメールアドレスに認証用コードが送れれてくるのでそれを入力して「アカウント作成」をクリック
⑥事業所などの「所在地」、法人又は個人事業主の「業種」、「氏名」を入力し、「同意して続行する」をクリックし、個人情報の登録に進みます。
ここでは、個人事業主を選択しています。
3 個人情報の登録
①身分の証明項目はパスポートか運転免許証を選び、身分証明書と同一の氏名、住所を入力
②「SMSを送信する」をクリック
4 本人登録
①電話番号を入力し、「SMSを送信する」をクリック
②SMSで送られてきた「ワンタイムパスワード」を入力し、「検証」をクリック
③「次へ」をクリックし、クレジットカード情報に進みます。
5 クレジットカード情報の登録
Amazonで販売するには、月額料金、販売手数料をクレジットカードで支払います。
カード番号、カード所有者名などを入力します。
登録できるクレジットカードは、AMEX、VISA、Mastercardです。
「次へ」をクリックし、ストア情報の登録に進みます。
6 ストア情報の登録
ストア名を入力し、JANコードの有無やブランド所有者かを回答します。
ストア名は、訪れたユーザーが最も注視するところですので、適当な名前を付けないで、ユーザーに信頼してもらえる名前を付けます。
また、Amazonではストア名の付け方に下記の規約を設けており、ストア名を付けるときにはこれに従わなければなりません。
ストア名には、後からでも変更することができます。
「次へ」をクリックし、本人確認書類のアップロードに進みます。
7 本人確認書類のアップロード
身分証明書は、パスポート、運転免許証のどちらかです。
その他の書類は、インターネットバンキング取引明細書、預金通帳の取引明細書、残高証明書、クレジットカードの取引明細書のうちいずれか一つになります。
それぞれの書類は、スキャニングするか写真で撮るかしてデータ化(PDF、JPEGなど)してアップロードします。
アップロードしたら「送信」をクリックします。
8 Amazonとの面談方法と日程の決定
本人確認書類の送信が済めば、Amazonの最終審査のための面談についての画面が現れます。
面談の方法は、①ライブビデオ通話、②訪問による確認、③Amazonしての場所での面談の3種類が用意されていますが、ライブビデオによる面談が最も合理的です。
ここでは、ライブビデオによる面談(Web面談)を選択します。
「次へ」をクリックすると面談の日程調整の画面が現れます。
月日と時間を選定し、「次へ」をクリックし、面談日程が決まります。
9 Amazonとの面談
面談は、名前とメールアドレスを伝えて、身分証明書(パスポートまたは運転免許証)を画面越しに見せて、顔の確認を行う程度で、何も問題がなければ15分程度で終わります。
ライブ美での面談では、必ずカメラ付きのパソコンが必要ですが、パソコンにカメラが付いていない場合は、スマホでもOKです。
10 Amazonアカウントの登録完了
面談で何も問題がなければ、登録したメールアドレスに「アカウント登録完了」のメールが送られてきて登録完了となります。
11 まとめ
Amazonへの出品のためのアカウントの登録は、以上のような順序を踏みますが、ひとつづづ順を追って入力を済ませてゆけば、自然と登録まで進めて行くことができます。
アカウント登録は、すべてインターネットにより行いますので、しっかりしたインターネット環境を整備しておくことが何よりも大切なことです。
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