今では、誰でも肌身離さずスマホを持っています。
家ではパソコンの1台や2台はあります。
多くの人は欲しいものをインターネットで探します。そして手軽にボタン一つで買い物をします。
商いの主戦場は今やWEB上に代わりつつあります。
こうした中、多くのお店がそれぞれの店と商品を多くの人たちに知ってもらうため、その手っ取り早い方法としてホームページを持つようになりました。
多くのお店のホームページではそれぞれ趣向凝らしたデザインで見た目はとてもあか抜けたきれいなページがあつたりします。一方でこれでは集客がおぼつかないと感じるページも多く見受けます。
いつ見ても更新されていないものは論外としても、まるで店主の名刺を見せられているようなホームページが実に多いのです。
”これを買いたい、この店に行きたい”と消費者の心に響くようなホームページとはどんなものなのでしょうか。
目次
1 がっかりなホームページ
◆見栄えはいいが名刺のような
一見、ハッとするほどきれいな出来栄えのホームページだが、その内容といえば、
・お店の名前
・商品の紹介
・価格
・住所、地図、行き方
・連絡先
・営業時間
があるだけで、まるで店長の名刺のようなホームページです。
これでは、お客さんがその店に行ってみたいと思わないし、行く気も起こりません。
◆デザインが奇抜過ぎ
派手な色遣いや奇抜なデザインで、一見目を引きますが、作り手の思い込みが強すぎ、お店の情報や肝心の商品の良さがまるで伝わって来ず、お客さんの買いたい欲求が途端に失せてしまいます。
◆いつ見ても同じ
いつ見ても同じ内容で、何年も放置されているようなホームページ。
お店のやる気のなさが一目で伝わってきます。
2 お客さんを集められるホームページ
いいホームページとは、
〇客さんが知りたい情報がもれなく掲載されている
お客さんの欲求はどのようなものなのかを常にリサーチし、お客さんが”こんな商品がほしい、こんな風になりたい”と感じられるように「お客さん目線」の内容に仕上げます。
・売りたい商品のセールスポイントを強調する。
・他の商品よりも優れている点を説明する。
・この商品を買うことによる結果を強調する。
〇 お客さん本位のお店のコンセプト、ポリシーが感じられる
お客さん第一の考え方で経営していることが窺えるような経営方針などを明記します。
〇 絶えず更新し、逐次新しい情報を掲載する。
・最新の商品の紹介
・キャンペーン、セールなどの情報
・よくある質問とその答え
・お客様の声
などをその都度掲載し、ページの鮮度落とさないようにします。
〇お客さんとのコミュニケーションが図れる機能を持たせる
お客さんからの直接の生の声を聞くことができるよう
・問い合わせ機能
・チャット機能
・SNSとの連携
などの機能を持たせ、お客さんとのコミュニケーションが図れるよう仕上げます。
3 まとめ
お店のホームページはチラシ広告と同じです。
一見きれいで奇抜なホームページで目を引いても、お客さんの買いたい欲求に応えていないページではすぐそのページから離脱してしまいます。
お客さんに”探していたものがあった、これが欲しい”と思わせるようなページ作りでないとそのページには二度と訪れることはありません。
ホームページ作りは、まずお客さん目線にたって、お客さんの欲求を満たすことを目的にした内容に仕立て上げることが大切です。
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