本物の家具に出会いました!

久しぶりにいい家具に出会いました。

ご縁があって久しぶりにその家具屋さんを訪れました。

そこで目に留まったのが下の写真の椅子です。

この椅子は、おわかりでしょうが1本脚です。でも見た目にはすごく安定感があります。

触ってみると継ぎ目が全く分からいほど手触りもなめらかです。

ためしに座ってみると、まるで一本の木からくり抜いたような剛性感があります。

見た目の華やかさや派手さはありませんが、実用性は高く、いかにも欧州調家具らしい質実剛健な雰囲気を漂わせています。

いい家具とは何か?

人によって定義は様々あると思いますが、飽きが来ず、丈夫であり、幾代にも渡って使い続けることができることだと思います。

このお店は自社工場を持ち、制作される家具類は、北欧の洗練された木加工のノウハウをすべてつぎ込んだもので、どこか北ヨーロッパのテイストを漂わせています。

人によっては、たかが椅子、消耗品と割り切って量販店で格安のものを買い求め、飽きたらまた違うものを次々と買い求める方もおられるかと思いますが、ぜひ一度このお店を訪ねていただいて、見て触って本物の良さを感じていただければと思います。

申し遅れましたがこのお店は、京都市寺町通二条上がるの京都市役所の北側にある二葉工業(株)です。

もう間もなく創業100年を迎える老舗です。

二葉工業さんは、このようなオリジナル家具やオーダー家具の他に、一般用の仕入れ家具まで幅広く取り揃えているほか、官庁や企業向けの机、椅子、ソファーなども数多く手がけており、現在、図書館用の書棚の製作に追われているそうです。

お近くのお越しの際には是非一度立ち寄っていただき、本物のいい家具の手触りをお確かめください。