商店街に人を呼ぶ方法は?|お客さんがいちばんよく知っている!

商店街の衰退が叫ばれてから久しい。

大手量販店やコンビニ、ドラッグストアなどの進出でアーケードの下を歩く人はまばら。

思えば食料品三品(肉、魚、野菜)とお米を売る店が撤退してから衰退傾向が顕著になりました。

かってのお客さんはどこへ行ったのでしょうか。

商店街の組合もあの手この手で様々な策を講じています。

商店街に一時的に人を呼ぶのはそう難しいことではありません。

定期的な大売出し、イベント、夏祭りなどなど。

その期間にはそれなりに人出はあるが、一過性のものであり、催し物が終わればまた元通りです。

商店街にとって、一時的に千人、2千人のお客さんを集めることよりも、毎日平均して100人、200人のお客さんが来てくれることの方が商店街にとっては大切なことなのです。

それには、あの商店街に行けば何か新しい発見があると思わせる何かを作ることです。

正に「いうは易く行うは難し」です。

商店街のお店が近所のスーパーや量販店と同じ商品を同じ売り方で売っても品揃えと価格などで太刀打ちできるとは思えません。

要は同じような商品でもお客さんにとってスーパーや量販店とは違う買い方ができたり、特典があるなど違う満足感が得られるような買い物ができるかということだと思います。

それにはどうしたらよいのか。

それぞれの店主がその店なりのアイデアをひねります。

資金に余裕があればなんでもできるかもわかりませんが、そんな店は見かけたことがありません。

どんな商店街になれば人が来るのかを一番良く知っているのは、ほかでもないかっての顧客、ご近所の住民の方々ではないでしょうか。

思い切ってこの人たちにどうしたらよいか聞いてみたらどうでしょうか。

  • 今どんなところに買い物に行っているのか……
  • なぜ商店街に行かなくなったのか…….
  • どのような商店街になればまた行くか…….
  • どんなお店があれば行くか……..
  • どんな商品があれば買いに行くか…….

などなど。

どのような答えが帰ってくるのかおおよその予想はつきますが……..

中には予想もつかない答えがあるかもわかりません。

びっくりするようなアイデアがあるかもわかりません。

これらの答えの中からこれはと思うものからお店や組合で実践していったらどうでしょうか。

徐々にお客さんが戻ってくるかもわかりません。

以上のような考えをもとに、ある商店街の周辺住民にアンケート調査を行ないました。
その調査結果を次のリンクでお見せします。

 ⇒ まちの人は地元の商店街をこのように見ている!

いろいろなところで商店街の活性化が叫ばれています。

中には行政とタイアップして知恵を絞りながらあの手この手の集客方法を模索しています。

大事なことは、お客さんが商店街に何を求めているのかを掴んで、それをもとに対策を練ることです。

ああでもない、こうでもないと堂々めぐりするよりお客さんに聞くのが一番です。

商店街の活性化方法はお客さんが一番よく知っているのです。

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