商店街がネットショップサイトを運営したら

商店街には、色々なお店があります。
洋品店、日用雑貨店、食料品、果物屋、宝飾品、時計屋、趣味の雑貨など、そして飲食店から居酒屋まであります。
いわば地域が一つのショッピングモールといえます。
商店街をショッピングモールと考えれば、数ある有名モールが盛んに行っているネットショップを真似て商店街単位でネットショップを立ち上げ、各個店が共同で運営したらどのような成果が上がるでしょうか。
ひょっとしたら商店街全体に一体感が生まれるなど、副次的な別の効果が生まれるかもわかりません。

商店街単位でネットショップを

商店街が単独でネットショップサイトを立ち上げるには商店街が、

 〇参加する店舗を募り
    ↓
 〇ネットショップの方式を決め

    ↓
 〇運営体制をつくる

などを行う必要があります。

(1)参加する店舗を募る

ネットショップに参加するには、二つの方法があります。
 ・店舗ごと参加
 ・自分の店の商品を選んで出品

(2)ネットショップの方式を決める。   

サイトをゼロから構築するには出店型と自社サイト型の二種類があります。


                        ちの小売店ができるネットショップは

□出店型
自分で既存のネットショップに出店する方法です。
このタイプには大きく分けて、モール型とASP型があります。

・モール型 
自前で一からサイトを構築する手間と費用がかからない分、出店料や手数料を支払い続けなければなりません。
Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなどが有名です。
抜群の知名度のおかげで自分のショップのための集客は必要なく、すべてはモール次第になります。

・ASP型
あらかじめ用意されたシステム上にショップを立ち上げることができ、比較的簡単に独自のネットショップを立ち上げることができます。
ShopifyやBASE、MakeShop、カラーミーショップなどがあります。

□自社サイト型
ネットショップサイトを一から立ち上げる方法で、どこにもないオリジナルのサイトを構築することができます。
独自に構築しようとすれば、相応の期間と高度なプログラムスキルが必要になり、外部の専門家への委託が必要な場合は決して安くない費用が発生します。
たいていの有名ショッピングモールなどがこの方法で効率的な集客と見栄えのよいサイトを構築しています。

自社サイト型には、フルスクラッチ型、パッケージ型、オープンソース型などがあります。

・フルスクラッチ型
一から構築して、後に自由にカスタマイズする方法で、機能やデザインを自由に設定できるが、コストと開発期間が大きくなります。

・パッケージ型
ショッピングカート機能や決済機能、受注管理機能などECサイトに必要な機能をまとめてパッケージされたており、システムの自由度は低いですが、ある程度カスタマイズできてコストパフォーマンスが良いので、広く使われています。

・オープンソース型
一般に公開されたプログラムを利用して、ゼロからECサイトを開発・構築する方法です。
システムの自由度が高く、独自のネットショップの構築ができます。
ただし、開発には高度なプログラムスキルが必要で、後の不具合発生時の対応などに備えて専門家に委託するのが一般的です。
それだけに、開発・構築及び運営管理などには相応の費用が必要になります。

(3) 運営体制を作る

ネットショップサイトを構築して運用を開始すれば、受注、顧客管理、セキュリティーなどのショップそのものの日常の管理が必要になってきます。
これらは、構築するショップサイトの形式により、専門家に委ねなければ手に負えないこともあり、それらの窓口が必要になります。
また、それぞれのお店からの要望や苦情、疑問等に対しても対応が必要になります。
これらに対し、商店街の窓口として、リーダーシップを発揮でき、できればネットショップに詳しい人を選定しておく必要があります。

まとめ

商店街のネットショップサイトはありそうで以外にないのが現実です。
路面店である実店舗はよほどの商品力と特異なサービスを生み出さないと新規の顧客を獲得することは大変難しい状況になっています。
商店街の中のお店でネットショップに対し、意欲とノウハウのあるところは単独でネットショップに出店・出品を行い、実店舗との2本立てで商売をしています。しかし、それができないお店は益々苦境に陥ってゆくばかりです。

商店街が元気になるのは、やはり各お店がそこそこの売り上げを確保でき、お店の経営を安定して継続して行けることにほかなりません。
その一環として、ぜひ商店街でも強力なリーダーシップのもとネットショップサイトを運営して行けばどうでしょうか。